チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

最高から最低へ

未だに日本への郷愁が在る。
当然と言えば当然だが、若し今の家で無くて、もう少し小さい家だったら、
日本にも小さい家に住む事も可能だったのではと。
いや、日本の家がもう少し小さい家だったら処分せずに済んだのではと。
そして、タイと日本を行ったり来たりが可能だったのではと。
春と秋は日本で…。
日本で住みたい家は京都では無く、毎週土日に出掛けた滋賀の近江舞子。
特に真夏の砂浜の心地良さが忘れられない。
唯、住むには田舎過ぎる。
住むとすれば堅田。
堅田ならトカイナカを実現出来る。
ネットで賃貸や中古住宅を検索して見ると、賃貸は結構な金額だし、
中古住宅はボロボロ。
賃貸は2LDKで我慢出来なくは無い。
中古に至っては、何で此処に住んでるんだと疑問が沸く様な物件しかない。
そして、ふと我に返ると、今の大きな家と比べて余りにも貧弱。
一体、日本に何を求めてるのかと再考せざるを得ない。
食べ物?
風景?
郷愁?
ボロい住まいと引き換えにそれだけの価値が在るのか。
狭い部屋と引き換えにしてそれだけの価値が在るのか。
自問自答した時に、答えは明らかだ。
今の大きい家や住み易い気候と引き換えに、一体何を求めるのか。
そう思った時、我に返る。

何も最高から最低にする事は無いのだ。
しかし、無い物ねだりの私は、また暫くするとGOOGLE MAPを開いては夢想に耽る。
特にコロナで引き籠り生活の今は、それがささやかな楽しみなのだ。
本当はもっとすべき事が在るはずなのに…。
残された時間はそれ程多くは無いはずなのに。
読みたい本は山ほど有るのに…。
聴きたい音楽は山ほど有るのに…。
歳と共に安易な方に流される。


「旅に病んで、夢は枯れ野をかけめぐる」
「浪速のことも夢のまた夢」
死ぬ時はこう言う心境に成るのかな。



2021.12.17-1庭

2021.12.17-2庭


今日の朝食


今日はこんなYOUTUBEを見て居た。



【歴史は面白い】結局、邪馬台国ってどこにあったん?【不思議な国 「日本」のいろいろな見方】

เธอรักเขาตอนเรารักกัน - BEAN NAPASON [ Official MV ]



2021.12.17-1鯖鮨

2021.12.17-2鯖鮨

2021.12.17-3鯖鮨


さて、今夜は妻が回復したので鯖鮨。
やっぱり妻の手料理は最高。
いつも美味しい料理をありがとう。