タイに生きる(10)
何も考えず庭を見てぼーっとして居ると、人生を無駄に過ごして居るのではと思うが、
これでいいのだ、これが幸せなのだとも思い直す。
何も無い事が幸せとも言えるからだ。
不幸は突然やって来る。
そう言う事は度々在った。
別に故郷から遠く離れて暮らす事が淋しい訳では無い。
以前、妻が病気で母国で治療する時、長い間離れ離れだった頃の事を思うと、
その時の方が余程淋しかった。
だから今は淋しくは無い。
強いて言えば日本の様な便利さが無い事を寂しく感じる事は在る。
唯、その分、タイならではの良い事も。
今はタイの暖かさをとても有難く思う。
ネットで今日の京都の気温を見ると、最高が12で、最低が10。
意外と寒暖差は無いが、ベランダの気温は朝が20で、昼は24。
これなら少々の不便さに目をつむる事は出来る。
残念なのは、もう露天風呂は寒くて入れ無い。
自動湯沸かし装置が無いから、湯舟に湯を張るまで外で監視しなければならないのだ。
洗い場でも折角温まった体が直ぐ冷える。
露天風呂と内風呂を隣接して造れば良かったが、そんな事は予想も出来なかった。
チェンライの冬がこんなに寒いとは。
いや、夜にバイクで走れば寒いと言う事はよく知って居たのだが…。
まあ露天風呂が在る事自体良しとして置こう。
しかし、冬に入れ無い露天風呂なんて。
ところが、温泉に行った時、そんなに寒いと思わないのは何故だろう。
ベランダに座って居ると、お手伝いさんのビルマ料理がプンプンして来た。
ニンニクか唐辛子を炒めてる匂いだ。
強烈な匂いだが、何処か懐かしくも在る。
妻の料理に似てるからだろうか。
いや、よく考えると、ご飯のお焦げの様な匂いでも在る。
写真を撮る為にキッチンに入るのはとてもじゃ無いが無理だろう。
息を止めても目がやられる。
お手伝いさんがキッチンから出て来たらマスクをして居た。
どんだけっ!
昨日の夜食
今日の朝食
今日もいつものYOUTUBE。
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さて、今夜はハンバーグ。
今日もメチャ、ジューシー。
毎日食べたい中でも一番。
但し、これを毎日食べると、いつかポックリ往くだろう。
今日は昨日の轍を踏ま無い様に、野菜と代わり番子で食べた。
ハンバーグだけ続けて食べたい衝動に打ち勝った。
いつも美味しい料理をありがとう。