チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

タイに生きる

私は時々どうして此処に居るのだろうと思う事が在る。
と言うのも当然の事ながら、私の回りは全てタイ人だからだ。
そう言う状態をちょっと不思議に感じる時が在る。
唯、外の眺めは牧歌的なので、そう言う意識も直ぐに霧散してしまう。


つい先日、3名の方が退職後は海外移住と言うコメントが在った。
私は13年前の退職する時から日本に居る事の窮屈さを感じて居た。
それは物価が高いと言う事も在ったが、表通りが騒々しいとか、家がくっついてるとか、
或いは分別収集とか言う事も在ったが、何よりタイの伸びやかさと比べてしまったからだ。
そう言う意味では私は先駆者だったのではとも思うのだが…。


いや、私の場合は国際結婚と言う事が在って、どちらかが犠牲に成らなければならない。
妻は日本滞在中大いに日本を楽しんだかも知れないが、それ以上に私はタイに憧れて居た。
現役の時は休暇を取ってはタイに来たので、私にとってタイは永遠にバカンスの国なのだ。
それでも時折これでいいのかと思う時も在る。
最初は日本と行ったり来たりのつもりだったからだ。
そして、日本の家を処分しようと思った時、タイ移住を決断した。
日本に帰った時、関空からの電車の眺めで、くっついて建って居る家が並び始めた時、
日本に帰って来た事を実感する。
逆にタイに帰って来た時は、我が家の広々とした庭や玄関を見て、
タイに帰って来た事を実感した。


日本の分別収集を妻にやれと言うのは無理が在った。
いや、私がやればいいのだが…。
妻はよくインスタントラーメンを喰って居た。
そしてタイの食品に焦がれて居た。
時々は大阪のタイ食品店に行ったりもした。
早くタイに行こうと思って居た。


今はタイののんびりズムに囲まれ、何よりも温暖な気候に囲まれて居る。
真夏の暑い時は何とかならないかとも思うが、冬の今の時期こそ有難さを感じる。
午前中寒いと思ったが、昼からは天気にさえ成れば暖かい。
夜も窓さえ閉めれば暖房は要らない。
今朝ベランダの温度計は24度だった。
何より毎日日本食が食べられる事を感謝して、温暖なタイに住める幸せを感じて生きよう。


さて、今日は昨日下見をした喫茶店に行って見た。
すると日曜のせいか結構混んで居て、コロナが怖く成って逃げて来た。
立地条件がいいので日曜はよく流行るだろう。
近所の喫茶店はやっぱり立地条件が決定的に悪いと言う事がよく分かった。
少なくとも駐車場が広くないとダメだし、大通りに面してないとダメだ。
逆に私にとっては客の少ない事はとてもメリットだと思った。
何より静かに過ごせる。


今日の朝食


今日はこんなYOUTUBEを見て居た。




特番『グローバリズムの”根底”に流れるものとは?』ゲスト:近現代史家 林 千勝氏

特番『林千勝対談第2弾!共産主義者マルクスの正体を知ろう!』ゲスト:近現代史家 林 千勝氏



さて、今夜はカレー・スパゲティー。
妻の作るカレーはお袋の味。
これが永遠に喰える幸せを噛み締めて。
今日も美味しい料理をありがとう。