チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

雨の切り干し大根

折角切り干し大根を作ってくれたのに、昨日は雨に降られてしまった。
タイの雨は急に降って来る。
お手伝いさんが急いで取り込んだが少し濡れてしまった。
乾かす為にクーラーの外機の吹き出し口の風で乾かそうとしたら、妻が猛反対した。
「汚い」と。
折角妻が作ってくれた切り干し大根が台無しに成るのがやるせなかったので、
私も自分の意見を押し通した。
一晩中吹き出し口の前に置いて、朝露に濡れない様に寝る前にはキッチンの中に入れた。
幸い雨は夕方には止み、湿った空気は少しましに成って居た。
此の梅雨の時期に切り干し大根を作ってくれる時はいつも苦労する。
そして台無しに成った時は、妻の気持ちを思うととてもやるせない。
雨に降られずとも、曇り空が続くと湿ってしまうのだ。
今度は何が何でも上手く乾かしてやろうと思った。
天気のいい季節は1日で乾くが、今の様な時期は2日か3日掛かる。
そして今日も急な雨が降って急いで取り込んで居たので訊いて見た。
「もう、出来たから干さなくていい」と。
やれやれ、きっと私がクーラーの吹き出し口の前で乾かしたのが良かったのだろう。
今日も晴れたり曇ったりだった。
そして今は冷凍保管されて居る。


ところで、今日もタイ語学習もせずに寝転んでパソコンを見て1日過ごした。
気が付くと6時だった。
何だか急にしんどく成って来て、此れは低血糖症だと思い、

とても風呂には入れ無いと思い、先にご飯を食べようと、渾身の力で「ご飯」と妻に叫んだ。
今日は味醂干しの日で、予め妻に言って在った。
「野菜は」と訊くので、渾身の力で「大根下ろし」と叫んだ。
そして、ほうほうの体で食堂に行き、テーブルの上に乗ってるハッカ飴を取った。
妻はキッチンに行って居る。
妻には低血糖症が何たるかを説明して無かった。
ハッカ飴でも糖分は有るだろうと2個齧った。
するとお手伝いさんが「ビールを注いでおきましょうか」と訊きに来た。
「うんうん」と頷き、「氷も入れてくれ」と言った。
そして、「大根下ろしは此の器でいいでしょうか」と、また来た。
寝て居て良く見えなかったので、お手伝いさんは近寄って良く見える様にして、
「前も此の器でしたよ」と。
そして、「うんうん」と。
ハッカ飴2つでは中々回復しなかった。
そして、妻が「出来た~~」と呼ぶ頃には大分楽に成って居た。
前回、味醂干しが硬かったので、今度は蒸してくれと言って置いたのだ。
漸く席に着いて味醂干しを齧る頃には生きた心地がして来た。
味醂干しの糖分が利いたのだろうか。
或いはビールの糖分が。
はたまたハッカ飴が…。
何が利いたのかは分からないが、柔らかくなった味醂干しを齧りながら、
次回は別の物にしようと思った。
それまで是非食べたいと思って居た味醂干しも、2回目にはもう十分だった。

妻は「小さい骨には気を付けてネ」と煩く言うし…。
これなら肉の方がいいや。
でも魚の方が体にいいし。



さて、ブログを書く段に成って、写真が無い事に気が付いた。
仕方が無いので、再度、朝食の説明でもして置こう。



時計回りに、左下の烏龍茶から、ニンニクの醤油漬け、ラッキョの甘酢漬け、キムチ、中華ワカメ、浅漬け沢庵、酢キャベツ、柴漬け、キュウリ漬け、沢庵、ひじき、干しエビ、オクラ胡麻和え、筍煮、ご飯、赤だし、山芋下ろしと鶉の玉子、おから、切り干し大根、小松菜煮、腹ポンポン。