チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

山のポタリング


久し振りにクラシックのYOUTUBEを聞く機会が有った。
私の好きなフジ子ヘミングと言うピアニスト。
聞き比べるとよく分かるが、他の人はピアノを「弾く」では無くて「叩いてる」。
何故違うかと言うと、それは可能な限り叩かない様に一音一音弾くからであり、
フジ子でさえ叩いた音が出て居る時が在る。


引き籠りにこれを聞いて過ごすのも悪く無いと思ったが、
それではブログネタにするのも難しいので、やはり出掛ける事にした。
と言っても、もう池は無い。
仕方が無いので山のポタリングにした。
幸い今日は雨も降る様子は無かった。


出掛けて見ると道路は工事中で、チェンライは至る所で道路工事が盛んだ。
これもコロナ不況を補う為のものだろうか。
軍事政府なのに日本とはエラい違いだ!


さて、日差しは結構強いものの、屋根付きの風防なので、日陰のまま走ってる様なもので、
意外と涼しい。
風防の無い他のバイクを尻目に快適だった。
しかしタイ人は強い。
日差しも何のそのだ。
そのせいで日焼けもして色も黒い。
私も日焼けしたいが、暑いのはご免だ。
以前は風防無しだったので、日焼けして結構黒かった。



山の写真をパチパチ撮って居たが、気が付くとガソリンが少ない。
後少しで国道に出ればガソリンスタンドが有ると思ってそのまま突き進んだのだが…。
国道に出て直ぐ有ったのはLPガススタンド。
挙句の果てには天然ガス併設スタンドが閉鎖に成って居たりして、
一向に普通のガソリンスタンドが無かったが、
やっと家の近くまで来て値段の高いCALTEXのガソリンスタンドが有った。
仕方が無いので其処で入れた。
そして、行く時以上に脇道に入ってさえ暑かった。
やっぱり山の道は涼しいと言う事だ。



あんまり暑かったので、近所の喫茶店に着いて「此処で飲んでも良いか」と聞くと、
「まあ、座って下さい」と言うので、アイスコーヒーを頼んだ。
冷房がよく利いて居た。
冷を取って、漸く人心地が着いて、店員に
「私は客が来なくて空いてる方が好都合だが、店は客が多い方がいいのか」と聞くと、
笑って「ハイ」と答えた。
此の店は1日平均5人と客が来ない。
それでも潰れない。
そして「綺麗で流行ってる店が運動公園に在るが、行った事は有るか」と聞くと「無い」と。
暫くして店長が帰って来たので、同様に聞くと、「無い」と答えた。
「綺麗で流行ってるから一度行ってご覧」と言って置いた。
余り行く気は無さそうだった。
やっぱり流行らなくてもいいのだろう。



さて、今夜はうな丼。
いつ食べるのと聞かれたので、今食べると言ったら、1分で出て来た。
エっ!