湖畔のポタリング(4)
馬鹿の一つ覚えの様に今日も湖畔のポタリングに出掛けた。
バイクで20分の所だ。
出掛ける時は曇り空で若しかしたら雨が降るかも知れないと思いつつ、
他にブログネタも思い付かないので強行した。
すると案の定、暫くして顔にちびりチビリと雨が当たり出した。
バイクを道路脇に止めて、風防の穴を塞いで再出発。
すると益々雨足が激しく成り、本格的に降り出した。
しかし風防が有るので何のその。
これならカッパも不要と目的の池に急いだ。
そして池に着くと急いで写真を撮った。
唯、カメラを風防の外に出すと勢いよく濡れた。
数枚撮って帰途に着いたが、途中でMAKROスーパーに寄ってプリンを買おうと思った。
BIG-Cスーパーに売って無かったからだ。
コンビニには高い日本のプリンケーキしか置いてない。
一度安いプリンの上に生クリームを乗せて試して見ようと思った。
そしてスーパーに着くと後ろから妻が呼んだ。
えっ、何だ!
「ずっとバイクの後ろに居たのよ」
エラいとこで会うもんだとビックリしたが、
そう言えばスーパーに近づくと進路妨害をして近づく車が有った。
邪魔だなと思って居たら、窓を開けて子供の様な声が聞こえた。
子供が何言ってんだろうと思ってたのだ。
あの声は妻だったのか。
今更聞く気も無いが…。
「プリンを買いに来たのだ」
2人で買い物をしたが、プリンは無かった。
「もう、作って無いのかもネ」
支払いを済ませて妻は車に。
私はバイクに。
「気を付けてネ」
「ハイ」
まだ雨が降って居たが、暫く走るといつの間にか止んで居た。
草履を通して靴下が濡れて居るのが分かった。
じゅくじゅくして気持ち悪かった。
家に帰る途中、近所の喫茶店でコーヒーを買った。
クーラーが入って居た。
勿論、誰も居なかった。
夜はハンバーグ。
実は先日3時のおやつに出たハンバーグは妻が作ったものだった。
それならと言う事で、ハンバーグの日はマクドナルドの様にパンに挟んで貰う事にした。
1つで足りるかと言うので、迷って居ると「2つにしとく」と。
サラダと共に出て来た。
肉は全くマクドナルドと同じ様に見えたが、
味はマクドナルドの様によそよそしくは無い。
家庭の味でとても口に合う。
難を言えば口を大きく開ける限界だった。
そしてそれがプレッシャーに成ったのか、何故か早く喰う様に急かされてる気がした。
今にして思うと妻が隣で携帯で大声で喋ってるせいだったかも知れない。
今と成っては知る由も無い。
サラダを最後まで喰う頃には腹いっぱいで、一片も残すまいと必死だった事は覚えて居る。
もう2年に成る帯状疱疹後神経痛は未だにウズウズするが、喰い終わってベッドに横に成ってお気に入りのYOUTUBEを聞いて居ると、満足感だけが残って居た。
今も腹は膨れて居る。