チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

妻が帰って来た


昨夜は愛犬が淋しがって往生した。
私はそれ程淋しくは無いが…。
さて、朝は昨日の残りの巻き寿司。
20個の内12個食べて8個残って居た。
朝だからそれでも腹ポンポン。
よくぞ12個も食べられたもんだ。
アルコールが入ると胃がマヒすると言う。
今日もいつもの喫茶店は果物を出してくれるはずだから、
朝食後まだ腹は減って無かったが心配せず直ぐ向かった。
何しろケーキだと直ぐには食べられない。
果物だと寧ろ食後のデザートになるから丁度良い。
12時頃に着くと中年の店員は待ち構えて居た。
「いつものコーヒー」と言うと「果物は?」と聞くので「勿論」と答えると、
とても嬉しそうだった。
一抹の不安でも有ったのだろうか。
今日出て来たのはリンゴの上にドラゴンフルーツと言う果物が乗って居た。
タイ独特のフルーツで白い果肉にゴマの様な黒い種が混じって居る。
柔らかくて小さな種なので食べられる。
白い果肉は上品な甘味で、嫌いでは無い。
私は赤い果肉の種類の方が好きなのだが、
どちらもビタミンやミネラルそして抗酸化物質も豊富だ。
きっと私の体の事を思って選んでくれたのだろう。
糖尿で高血圧と言って置いたから。
実はどちらにも良い効果が有ると言われて居る。
シナモンを飲んで、ケーキを果物に代えて、実に素晴らしい贅沢な気分だ。
これで寿命も延びると言うものだ。



ところで、今日は珍しく高校生くらいのカップルがやって来た。
案の定、女性がリードして居る。
まるで女の生徒会長が男の副会長を連れて学校行事の相談をしに来た様な雰囲気だった。
逢い引きには見えない。
まあ、年寄りが暇だとろくな妄想はしない。
そして、若い店員が気を利かしてクーラーを入れたので寒くなった。
私の前の窓ガラスは開けたままにして居る。
電気代が勿体無いので私が閉めた。
唯、彼らが帰った後もクーラーは切らないので、若しかしたら店員達も暑いのではと思った。
今日は外は結構暑い日だった。
クーラーが入ると妙に浮き足立った。
それで勉強もそこそこに身支度をした。
家に帰ると同時に妻が帰って来た。
やはり居るべき人が居ると心が落ち着く。



そして、メニュー表の通り豚テキを焼いて貰った。
肉は柔らかかったのだが、黒胡椒が丸のまま入って居たので歯に堪えた。
若い時は丸のままの胡椒の方がイキだなあと思ったのだが…。
歳は取りたく無いものだ。