安心の新喫茶店(10)
1日でも定休日が有ると無性に行きたくなる。
朝食を早く食べて堰を切った様に喫茶店に向かった。
着くと11時だった。
案の定、いつもの友達も食事に来た。
1人は豚肉のガーリック炒め。
もう1人はカレー。
カレーの匂いが立ち込めてとても食欲をそそる。
美味しい美味しいと言って居た。
中年の店員が作って居るが、「ホテル並みだ」とベタ褒め。
私も妻の料理が無ければ食べたいところだが…。
ところで今日は母屋の方から出て来た男性が2階に上がって行った。
以前見た息子とは顔が違った。
かなり長時間上がったままだったが、何と会計をして帰って行った。
またしても母屋の方に。
まさか母屋を部屋貸ししてる訳でも無いだろうに。
親戚の人でも金を払うのだろうか。
まあ、そうとしか考えられない。
だって店と同じ位の母屋だし、2階建てと言ってもそんなに部屋は無いだろう。
それはそうと中年の店員がどうしてるのか気になるところだ。
ご主人夫婦と息子の部屋とその店員の部屋で三部屋になる。
とても親戚の人が寝る所は無い。
実はもう1人母屋から出て来た男の人が1階のいつもご主人が座る席に長時間座って居た。
私が帰る時もまだ居た。
この人も親戚だろうか。
タイの文化は分からない。
ちょっと大げさか。
若しかして小さな母屋に隠し部屋が…。
忍者屋敷じゃあるまいし。
さて、今夜は豚テキ。
今日の盛り付けはお手伝いさん。
一目で分かる。
まだお冠だろうか。
味に変わりは無い。