チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

71歳の2日目


何の脈絡も無しに、卵と牡蠣は完全栄養食品だと言う事を思い出した。
そう言えば以前は毎朝目玉焼きを食べて居たが、最近は余り卵を食べて無い。
牡蠣も食べたいが、以前、生ガキを喰って当たった事が有るので、余り食べて無い。
牡蠣の天ぷらは好きなのだが、どう言う訳かメニューに入って無い。
それでカキ雑炊はどうかと思い、

妻に聞いて見ると作ってくれそうなので頼んだ。


昨日市場で買った物


さて昼は、臨時休業の多い近くの喫茶店に嫌気が差したので、
土曜に行った新しい喫茶店に再び行って見た。
するとドアは開いて居て、クーラーは掛かって無い様子だった。
入って見ると、土曜日に女主人が座って居たソファーに女性が座ってたので、
てっきり女主人かと思いコーヒーを注文し掛けた。
すると「あっ、ちょっと」と横を向いて誰かに言った。
よく見るとテーブルにはコーヒーカップが。
すると横から女主人が出て来た。
やれやれ、これが71歳の2日目のスタートとなった。
どおりでヘアースタイルが違うと思った。
いや、私の為にヘアースタイルを変えたのかと思った。
何て勝手な思い込みだろうか。
男の心理とはそう言うものだ。(いや、私だけかも)
しかも、近寄って見ると顔も違うので、
2人で交代で店番をしてるのかと一瞬思った。(これも勝手な想像だ)
まあ、兎に角、コーヒーを注文しようと思ったが、
ミルクティーの文字に惹かれて注文したら、
これが大失敗。
タイの紅茶でしかも上にたっぷりクリームが乗って居る。
注文する時に女主人が「タイのお茶ですね」と言ってるのに…。
そして今日は何と、入れ替わり立ち替わり9人の客。
私を入れて10人だ。
その9人は最初の女性を除いて全て持ち帰り。
暫くして小腹が空いて来た時に、女主人が服を着て出掛ける用意をしたので、
慌てて「パンを買って来る」と言った。
そして、帰って見ると誰も居ない。
暫くして女主人がバイクで帰って来た。
その間、店は空っぽ。
財布は持って出たが、タイ語学習の本は置きっぱなし。
辞書も2冊有る。
盗られても当然責任は取らないだろう。
いや、持って行かない私が悪い。
ところで今日はクーラーが入って無いのでジリジリと暑くなって来た。
ドアや窓は開いてるのだが、若しかして私の熱気が籠って居たのだろうか。
外に出ると涼しかった。
誰も居ないのでクーラーを入れてくれとは言い難かった。
いや、居ても言い難かっただろう。
4時半まで粘って居ると、BGMはそのままだが、
急に女主人のスマホの音楽が騒がしくなった。
帰れと言うサインだろうかと思い店を出た。
家に近づくと、いつもの喫茶店の窓から、
いつも私が座って居る席に、
女店長が独り寂しくスマホをいじってるのが見えた。



さて、夜は牡蠣雑炊。
牡蠣の風味が海の香りで癖になりそう。