チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

新しい喫茶店


今日も起きるのが遅くて朝食は11時頃だった。
それで漸くコーヒーが飲める1時頃になっていつもの喫茶店に行って見ると閉まってた。
えっ?
今日は日曜だったかな?
いや、今日は土曜日。
仕方が無いので遠くの喫茶店に行くと、
丁度店の前に駐車スペースが空いて居たのに、他の車に停められた。
いいや、どうせこの店は寒くて仕方が無いのだからと思い、

別の店を探す事に。



そこで以前、バイクで夜にポタリングをしてた頃、
人通りの少ない所に喫茶店が在った事を思い出したので行って見た。
最初、暗くて閉まってるのかと思い、ドアを開けて聞いて見るとやってますと。
そして、そこで本を読んでも良いかと聞くと、どうぞどうぞと。
店の前に車を停めて、入って見ると、
結構マニアックなインテリアで、
中年の女の店員が1人だった。
文字を書くのに丁度良い席は、
椅子の硬い席しか無かった。
仕方が無いので車から座布団を。
コーヒーを頼むと如何にも田舎の味だった。
唯、客は誰も居なくて静かで、
窓から見える景色も申し分無かった。
BGMもタイの女性の歌で心地良かった。

暫くして小腹が空いて来たので、何か無いかと聞くと、何も無いと。
仕方が無いので近所の店でパンを買って来た。
そして、今度はアイスココアを頼んだ。
すると出て来たのは上にたっぷりクリームが乗った物。
シマったと思ったが後の祭り。
パンも中にクリームが入って居て甘かった。



暫くすると女の店長が裏口からいきなりバイクで外に出て行った。
クーラーで冷えて来たので、トイレの場所を聞いて置けば良かったと思ったが、
見渡してもそれらしきドアが無い。
そうこうして居る内に5分か10分ほどして帰って来た。
辺りに買い物が出来る様な店は無く、
今晩のおかずをコンビニにでも買いに行ったのだろうか。

コンビニはバイパスに出れば在る。
今から思うと、それなら閉店後に行けば良いのに…。
客が居るのに焦って行く事も無いだろうに…。
4時頃になって、いきなりBGMが止まったので、
もう閉店ですかと聞くと、5時だと。
4時半まで粘って、開始時間と定休日を聞いた。
この間、客無し。
一体どうやって経営を保ってるのだろう。
家の庭に建てた小さな喫茶店だ。

後から考えたが、
若しかして客と喋るのが好きで趣味でやってるのだろうか。

それなら私は役に立たない客だ。
どうせ夏の暑い時期は店をやら無くてもクーラーを点けるだろうから。
或いは午前中は固定客でも有るのだろうか。
そんな事を、露天風呂に入って冷えた足を温めながら考えた。



さて、夜はピザ。
今日は妻に焼いて貰った。
焼き加減でこんなにも違うのか。
オーブンのダイヤルを回すだけなのに…。
やっぱり愛情が籠ってるのか。
するとお手伝いさんは愛情が籠って無いと。
いや、そんなはずは…。