8時頃にベランダに出ると、まだまだ肌寒い空気で覆われて居るが、
温度計は20度を少し切った程度。
何時に成ったら此の肌寒さから解放されるのかと思うが、
反面、此の程度の寒さで過ごせると言う事は、
実はとても有難い事だと言う事を日頃忘れ勝ちに成る。
もうすっかり私の肌はタイ化したと言う事だが、
考えて見れば、これで冬が感じられると言う事は有難い事でも在る。
人間の感覚は相対的なもので、極限の気候に晒されれば鈍感に成り、
変化の乏しい気候に慣れれば、鋭敏に違いを感じる事も出来る。
いや、人間の適応力と言ってもいいだろう。
一方、苦しみも度重なれば鈍感に成り、
普段のほほんと生きて居ればダメージは大きい。
苦しみと言う程では無いが、現役の頃は大変な労苦を背負った時期も有る。
そんな時は些細な労苦は殆ど感じられず、
只、重大な事だけが意識された。
タイに来て、のほほんと過ごして居ると、詰まらない事に大層気を取られ、
現役の時に後生大事にして来た事を逆に忘れて居る事が在る。
歳のせいかも知れないが、やはり環境の違いが在るのだろう。
「存在が意識を決定する。」
これはマルクスの定義だが、マルクス主義を捨てた今でも真実に違いない。
こんな青臭い思案が未だに抜けないのは、
私の人生が其れに依って立って来た期間が長いせいだろう。
先日、ヒラ党員が党首公選制を主張して破門されたと言うニュースを見たが、
未だに私の心を捉えて放さない。
私の考えと百パーセント同じでは無いが、気持ちは痛いほど分かる。
日本の夜明けは何時だろう。
異国の地に来て、まだ日本を憂う自分が居る。
久し振りのポタリング
今日の朝食(大根下ろし納豆)
さて、今夜はパッタイ(ライスヌードル炒め)。
いつも美味しい料理をありがとう。
今日はこんなYOUTUBEを見て居た。
【桜無門関】馬渕睦夫×水島総 第46回「NATOに遣い潰されるウクライナ、ディープステートは“次”の選挙と紛争を物色中」[桜R5/1/26]