チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

何不自由無い年金生活(其の6)

老後の安寧な年金暮らしの中で、もう一つ言って置きたい事が在った。
タイに来られて居る方の中で、日本の奥様と別れて来られた方が居られる。
自分の事では無いので、余計な話かも知れないのだが…。


半数位の方がそうなのか、余りお聞きした事が無いのでよく分からない。
でも考えて見ると、お年寄りが多いので、日本で一度は結婚された方が多いのではないかと思う。
そして、必ずしも死別とも限らない訳だが、まあ、生別にしろ、もう、未練は無い方達だろうと思う。
いずれにしても、その方達の中に、お子さん達が居られたのではないかと思う。
妻は離婚すれば、もう他人なのかも知れないが、子供はあくまでも子供だから、どの様なお気持ちなんだろう。
私には子供が居ないからよく分からないが、やはり少しはお寂しいのではと思う。
余り聞き難い話題だが、何かの拍子でお聞きする事もある。
「もう、独り立ちして居るので」と仰る。
それで、年数回帰国されて居る方は、恐らくお会いになって居るのだろう。
でも、余り帰られない方もおられる。
少なくとも、簡単に会える距離では無い。
いや、私も、遠く離れた異国の地で、親戚や同級生に会いたいと思っても、一朝一石には会えない。
そう言う思いを胸に閉じ込め、安寧なタイの地で暮らして居る。