チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

リハビリ生活7日目

偶々ベッドに横にゴロンとした時、窓から僅かに木が見えた。
私の部屋は窓が二つ有って、
一方はベランダの屋根、
他方は車の駐車スペースの屋根が有り、
通常は寝ていると木が見えないのだが、
偶々木が見えて、母の事を思い出した。
寝たきりの母が庭木が見える様に、
ベッドの配置に思案したからだ。
母の部屋も窓が二つ有って、
一方はベランダの屋根、
他方は屋根が無くて、その代わり青々とした庭木が茂って居た。
ベランダで車椅子で庭木を眺めて居た時、
いい庭だねと言うと、ウンウンと認知症の母はよく頷いて居たものだ。
私も寝たきりになったら、
妻はそう言う配慮をしてくれるだろうか。
若しかしたら私が自分で言う必要が有るかも知れない。
認知症になって居たら大変だ!


昨日は何故かプールに行く気がしなかったので、
バイクでポタリングをした。
久し振りに山の中に入って見た。
未舗装の砂利道で、しかも急な坂道も有り、スリップしそうだったので、
足を踏ん張る時も多かったので、
帰ると直ぐ足を冷やした。


タイは時々山の中にポツンと家が有り、
一体どう言うメリットが有るのだろう。
私なら淋しくて怖いくらいだ。
まさか林業ではあるまい。
金持ちが管理人を山などに住まわせる場合も有るが、
周りには田んぼしか無く、果樹園なども見当たらない。
そして、犬を飼って居る時も有る。
昼日中だから犬は寝そべって居るだろうと思って居たが、
山中の犬は涼しいので日中でも元気だ。
私が家に近づくと、2匹が走って来たので、急いで逃げた。
これが下り坂なら最悪だ。
スリップして大怪我をする。
幸い登り坂だったので、
足を踏ん張って飛ばした。


それから、車の廃棄場所の様な所が有る。
こんなとこに廃棄して何のメリットが有るのだろう。
タイは廃品回収業が盛んだから、
屑鉄で売れるはずだが。
こんな風雨に晒される所なら、錆びて部品も使え無くなるだろうに…。
いつ通っても不思議でならない。