チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

タイの暮らし

 考えて見れば、現役の頃はストレスだらけだった。難しいこと、辛いこと、嫌なことが一杯有って、ちっぽけなストレスなど何も感じない位だった。いや大きなストレスでさえ複数有ると、他のストレスは新しいストレスに打ち消されて忘れてしまう位だった。でもタイで暮らしていると、小さなストレスでさえ、他にストレスが無いため、それが大きく膨らんで、とても大きなストレスだと感じてしまう。よく考えて見ると、取るに足りない、どうってこと無いものなのに…。でも、タイで暮らしていると、その伸びやかな気候のせいか、ゆるゆるのタイ人気質に囲まれているせいか、翌日には昨日のストレスが薄らいでしまう。タイに住んでつくづくいい所だと最近日々思って居る。以前はよく日本と比較していた。でもタイの気候の良さは地球上で一番ではないだろうか。日本だと夏は北海道で。冬は沖縄で。春と秋は京都で過ごすのがベストだろうが、ここチェンライの真夏は、京都の真夏より温度が低い。だからタイのチェンライに住んでいれば、一年中一箇所で住むのにそれ程辛く無い。一年をあっちこっちで過ごすのもそれはそれで楽しいかも知れないが、今のところ夏と冬用の別荘を二箇所持つ程経済的に余裕は無い。唯、物価の安いタイなら日本よりは遥かに実現性は有る。そんなことを夢見て暮らして居る。