チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

タイの過ごし方(其の9)

犬を飼う家と飼わない家が在る。
私は元々飼わない派だったが、妻が飼う派だった。
日本ではダルメシアンを飼って居た。
そして、タイに連れて来た。
空輸代が人間より高い16万も掛かった。


話が脱線したが、タイでは、敷地内に泥棒が入ると、
撃ち殺しても良いと妻が言って居る。
法律でそうなって居ると。
随分物騒な話だが、妻によると、金持ちの家は番犬か鉄砲を持って居ると言う。
我が家は庭が広いから、何しろ6軒分有るから、大金持ちと見られて居る。
向かいは2軒分の土地だから、小金持ちと見られて居る。
いやいや実際は、向かいの家は二人暮らしなのに、
プリウス2台とトラックを持って居る。
タイでプリウスはめちゃ高いのだ。


またまた話が脱線したが、
だから番犬か鉄砲を持たなければならない。
なんて事は無いのだが、現に向かいは喧しい小犬を2匹飼って居る。
北側の向かいのお婆さんの家は、孫が来てから2匹も飼い出した。
これがまた、私が前を通ると大きい声で吠える。
その隣の家のビーグルが実は一番喧しい。
夜に訳も無く吠える。


どうも最近、我が団地は犬だらけになって来た。
近所に引っ越して来た人も、小さい犬を2匹時々放し飼いにする。
それを見て我が家の犬が吠える。
まあ、我が家の犬は番犬としては合格だ。
お客さんの車が家の前に止まると必ず吠える。
不審な人が家の前を歩いても、必ず吠える。
まあ、もう10歳で、いいおじさんなのに、
気分がハイになると直ぐ蒲団を噛んで歩き回るピエロ犬だが、
鉄砲で警備するより遥かに優れて居る。


金持ちの家は時々空砲を鳴らして、泥棒が入らない様に威嚇して居るそうだ。
誰に?
まさか、隣の家の人に対してでは…。