チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

友人宅に母犬が戻ってしまった。

実は、妻が昨日実家に帰る際、
慣れない母犬(チョーク)を我が家に置いておけないと言う事で、
一緒に連れて行った。
そして、今日戻って来ると、「友人がチョークを連れ戻しに来た。」と。
8年振りの我が家には、やはり慣れるには時間が掛かったと言う事だ。
いや、友人が淋しかったのではないか。
8年も一緒に居ると、家族同然になるのだ。
何を思って妻が連れ帰ったのかは聞いて無いが、

多分三匹も預けて置くのは迷惑だとでも思ったのだろう。
何を今更と言う感がするが、きっと心の重荷になって居たんだろう。
もう、人を噛む様な元気は無いと思って連れ帰ったのだろう。
妻も残念そうだったが、友人の気持ちを考えると、仕方が無いと言う風だった。
偶に、妻が末っ子のソンポーンを実家に連れて行く事が有るが、
そんな時は、何かポカーンと物足り無い様な寂しさを覚える。
彼は我が家に戻って、もう、1年半経って居るのだ。
8年なら尚更だろう。
友人宅に預けた時点で、もう、渡したと思わなければならなかったのだ。
いつかは連れ戻そうと妻は思って居たのかも知れないが、
動物は物では無い。
一緒に過ごす動物は、家族になるのだ。
私も心の奥底では、彼女と同様の気持ちが有ったのではと思うが、
是で改めて、キッパリと決別しなければならないと思う。