そもそも何故タイか(其の5)
タイに来るようになる前、日本でも度々見合いをした。
私の理想が高かったのか、結局上手くいかなかった。
それでタイに来るようになって、やはり見合いをしたのだが、何故か気分が全然ちがった。
それはやっぱり、タイの開放感が大きく影響したのだと思う。
日本には無い伸びやかさ。
日本に居ると何かせせこましさを感じる。
日本では何もかもきちっとして居て、それが文明国だとは思うが、
タイはいい加減。
しかも個人主義。
隣は何をする人ぞ。
いや勿論タイでも、あの人はああだこうだ、
と言うことはあるのだが、基本、我は我。
それが証拠に、タイの家はすこぶる個性的。
千差万別。
建売を除いて、二つとして同じ家は無い。
突飛も無い家も多い。
壁をピンクに塗ったり、デザインも自由奔放。
まるで競って、他の家とは違うことを際立たせようとして居るかのようだ。
勿論、金が無いと言うこともあるのだろう。
ここまでは立派に造ったが、ここからは金が無くなったのでトタン造り。
それもお構い無し。
人は人。
ピンクの家の隣に緑の家を建てたりする。
景観なんてお構い無し。
そう言う所がタイは非常に気楽だ。
それがいいか悪いかは別にして…。
そして、タイの伸びやかさは、気候のせいもあるのかも知れない。
日本のように、厳しい寒さが無い。
年中穏やかな気候で、私の毛穴などは開きっぱなしだ。
そう言う所も、私の気分が一年中だらけて居る原因かも知れない。
日本では、分別収集が年々厳しくなって居た。
タイ人の妻にはとても務まらない。
いや、結婚した時には、既に、退職後はタイ移住と決めて居た。
未開の国、タイランドへようこそ!
いや、発展途上国、タイランドへようこそ!!
昨日の朝食 サンドイッチ
昨日の昼食 グリーンカレー
昨日の夕食 すき焼